プラネット・テラー イン グラインドハウス

タランティーノに続いて公開された、今度はロバートロドリゲスの悪ふざけ映画。
こちらはゾンビ物なのでかなりグロいが、笑いの間口が広い人は必見。こいつらの悪ふざけは質が高すぎる。


基本はゾンビ映画へのオマージュなので、映像はドロドロにグジュグジュでとても気持ち悪い。しかも、恐怖というよりビックリさせる方の映画なので、かなり好き嫌いは分かれると思う。私はこの系統はかなり苦手だ。
だが、笑いの要素は結構日本人好みな内容を盛り込んでいるので我慢して見ることができた。いわゆるスタンダップコメディー的な親父ギャグの進化系ではなく、しっかりと筋道を立てたボケが展開されているので、観ている方も安心して突っ込むことができる。そういう視点で言えば、デス・プルーフの方も以外としっかりしていたように思う*1
映画を観終わった後、ロドリゲスやタランティーノの悪口を言いながら朝まで飲み明かせそうな、そんなくだらなさを持つバカ映画だ。

*1:オチが”大日本人”と同じだったし