グランドスラム挑戦中。
恐ろしい・・・、全くロッキーである意味が無い。が、それはそれとして面白い。
破産したロッキーが、再起をかけて育てたボクサーに裏切られ、イラッとして街中でぶっ飛ばす、という話。
新たに加わった弟子と息子との関係性は、自然でわかりやすい。引退したボクサーの話としてはとても良い。だが２作目以降、「どんなにやられても最後には勝つロッキー」を描くことにしたんだから、この段階での路線変更はちょっと苦しいのでは。そういう意味では不幸な作品だと思う。この作品が”ロッキー２”だと、まだ納得がいくのに。
