ザ・シューター

退役した狙撃兵が巻き込まれる陰謀。狙撃をメインにしたアクション。とても面白い。


物語が良くできている。戦場での選択、政治的汚さなどのハードな内容と、主人公のストイックなソルジャーっぷりがとても魅力的。映画版ソリッドスネークかと思わせる*1。狙撃という設定もイイ。兵器のギミックや火薬の量も手を抜いていない*2
ただ、ちょっと長い。みていると割と削っている感じもするのだが*3、二時間を越えてしまっている。いくら魅力的な話が続いても集中力には限界があるので、もうちょっと詰めて欲しかった。
もしくはTVシリーズでやるか。
それぐらいのアイデアは詰め込んである。

*1:吹き替えは是非、大塚明夫氏でお願いしたい。

*2:日本で狙撃手といえば、ブリーフで葉巻のおっさんが有名すぎるが、この映画の狙撃手はもうちょっと普通の人です。

*3:敵役に一人キレ気味の奴がいるのだが、活躍シーンが全部切られているらしく、彼のシーンはつながりが悪い。車椅子の男などはさらに厳しく、なぜいるのか後半まで良くわからない。