それでも僕はやってない

うーん、衝撃作。とても良い。
日本の裁判制度の矛盾や、冤罪の作られかたを描いている。かなりリアルらしい。
私は去年暴行事件の被害者になって警察で訴える書類作りましたが、映画のまんまでしたね。相手も罪を認めてたので何も言いませんでしたが、刑事さんは罪になるような内容に書き替えた作文をします。もちろん悪意はありません、たぶん義憤です。状況説明のため、現場の立ち位置を再現した写真を撮ったのですが、訴えるのに都合の悪そうな部分はあえて撮影しません、多分何かを混乱させないためです。他の事例でも同じ事をやってるんでしょうね。事実は裁判所まであがらないんだなぁと、思ったもんです。

冤罪を生み出すのに、誰一人悪意を持っていない恐ろしさを見事に描いてます。
これがリアルって・・・