ローズ・イン・タイドラン

完全に狂っている。そこに善し悪しは無い。心臓の弱い人は観ない方がいいかも。どちらかと言えば芸術作品。

世界観完璧。
どうみても救いの無い環境に育つ少女が希望に満ちて生き抜く様が、世界と彼女のどちらが狂っているのか混乱させる。スクリーンからにじみ出てくる空気感は、映画の表現範囲を遥かに越えている。
さすがテリーギリアム、バカ歩き省出身なのは伊達じゃありません。

なぜか観客のほとんどが女性。こんな気持ち悪い作品が女性向きとは・・・。わからんもんです(・・?)