SAYURI

芸者さんのおはなし。
140分と長いが次々と事件を起こしてくれるので、そんなに飽きずに見れた。
価値観が離れすぎた世界なので共感することも無いが、世界観の作りこみは面白い。
ホグワーツ芸者学園みたいな設定など、和洋折衷の昭和初期の世界は雰囲気が非常に良かった。
また、みんな中途半端に英語を話すが、花柳界などそもそも日本人でもなじみの無い世界なので、それほど違和感は無く感じた。反対に、チャンツィーやミシェルヨーの日本語は、やはりキルビルに近かったので、彼女たちは全部英語でも良かったような気もする。

オチが全くもって唐突で複線ゼロだった*1ので、最後だけがっかり。

*1:一応、「実はかくかくしかじか」みたいな事を言ってくれるのだが、あまりにも分かりきったことを説明されてしまう。観ているこっちとしては、「それ、言ってなかったの?」