牛丼はすき屋! BSE問題

参考 http://nikkeibp.jp/sj2005/report/40/
いろいろとBSE関連のニュースをみるにつけ、「もう牛丼は食えないな」、と感じてしまう。
それ以上に感じるのは、企業や一部の消費者の無神経さ。12月にはアメリカの牛肉輸入が解禁されるが、どう考えてもBSE牛がスルーされる体制だ。この状況に対して吉野家をはじめとする牛丼屋さんは米産牛肉大歓迎。しかも株価も上昇。無神経すぎる。
常識的な対応は、すき屋

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「使用したいのはやまやまだが、現段階では安全性が確保されていない」と指摘、輸入が解禁された後も当面は使用しない考えを示した。http://news.goo.ne.jp/news/sankei/keizai/20051118/m20051118016.html

尼崎で電車事故があったときにあれだけ安全性を叫んだ人々が、軸が変わると全く対応できないのが、同じ人間として恥ずかしく思う。自分だけは被害を受けないと思っているのだろうか。
米牛輸入再開を願い、一般の人々で署名活動に参加していた人がいるようだが、BSEが発生した時にどう責任をとるのだろうか。BSEが発生し、その原因が米牛だったとき、責任がアメリカだけにあるとしたら大間違いだと思う。米牛肉輸入に圧力をかけた各社および、米牛肉OKとしたBSE調査委員会、さらに輸入再開に署名した一人一人の人間は、責任を取る気があるのだろうか。
私は彼らにも責任があると思うし、単純に人殺しとしか思えない。